MacBookで外部ディスプレイが1枚しか映らなくて絶望した話。DisplayLinkで2枚にできた

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作業を広げたくて、2台目のモニターを買った。届いてすぐ、意気揚々と2枚ともMacに繋いだ。そうしたら、新しく買った方に、1枚目とまったく同じ画面が映っただけだった。え、同じ画面。

2枚に別々の画面を出したかったのに、同じ画面が2つ並んでいるだけ。え、待って!同じ画面を2つ出すためだけに何万円も払ったってこと?正直かなり絶望したし、何万も無駄にしたかもと思って肝が冷えた。買う前に下調べしなかった自分を、そこでやっと後悔した。

原因を探してネットを漁ったけど、どこにも対応策が書いていない。まじか。ここでもう一回絶望した。それでも諦めきれずに一日探しまくって、やっと「Plugable のアダプタでできそう」というところにたどり着いた。同じところで固まっている人のために、何が起きていたのか、どう解決したのか、そして使ってみて分かった注意点まで、順番に書いていく。

結論 M1 のような「無印」チップの Mac は、外部ディスプレイが1枚までしか映らない。2枚目を繋いでも、1枚目と同じ画面がミラーされるだけ。ただし DisplayLink 対応のアダプタとアプリを使えば、ちゃんと2枚を別々に表示できる。

なぜ1枚しか映らないのか

僕のMacは M1 の 2020 MacBook Pro だった。調べて分かったのは、無印チップの Mac は外部ディスプレイの出力が1枚までしか対応していない、ということ。故障でもケーブルの問題でもなく、チップの仕様だった。

だから2枚目を繋いでも、拡張ではなくミラー(同じ画面のコピー)になる。これが、僕が最初に見た「同じ画面が2つ」の正体だった。

ちなみに例外もあって、M3 の MacBook Air は後のソフトウェアアップデートで2枚まで使えるように改善された。ただ、僕の M1 世代はそのままだと1枚まで。ここを知らずにモニターだけ先に買うと、僕みたいに絶望する。

ネットのどこにも「Macで2枚にする方法」がまともに書いていなくて、正直かなり心が折れた。それでも諦めなかった。一日粘って探して、ようやく DisplayLink という仕組みと、それに対応した Plugable のアダプタに行き着いた。

DisplayLink は、映像をデータに変換して USB 経由でアダプタに送り、アダプタ側で映像に戻す仕組みらしい。描画をチップ本体から外に逃がすので、Macの「1枚まで」の制限をすり抜けられる、という理屈だった。配線にすると、こういう形。

DisplayLinkでMacに2枚のモニターを繋ぐ配線図。MacからUSB-CでPlugableアダプタへ、そこからHDMIとDisplayPortで2枚のモニターへ。DisplayLink Managerアプリが必要。

問題は、買おうとしていた Plugable のアダプタに「Mac対応」とどこにも書いていなかったこと。動く保証がないまま、半分神頼みで購入した。もう賭けだった。

繋いだら、あっさり2枚になった

繋ぎ方はこう。1枚目のモニターは、もともと使っていたとおり Mac のドッキングステーションに繋ぐ(Macに直接でもいい)。これは Mac が本来対応している1枚ぶん。そして2枚目だけを Plugable のアダプタに繋ぐ。この2枚目を DisplayLink が足してくれる、という分担になる。ちなみに Plugable の各出力は HDMI でも DisplayPort でも、好きな方でいい。

配線したら、DisplayLink のアプリを入れた。そうしたら、あっさり2枚に別々の画面が映った。やった、映った!あれだけ苦労したのに拍子抜けするくらい、普通に動いた。

しかも驚いたのが、Macの設定画面を見ると、2枚目がごく普通に「拡張ディスプレイ」として認識されていたこと。OSはデュアルディスプレイに対応していないはずなのに、まるで最初から対応しているみたいな顔で動いている。いやいや、ここまで散々心配させておいてその態度は何。心配を返せ😡。

使ってみて分かった注意点

しばらく使ってみて、気づいた癖がいくつかある。買う前に知っておくと、僕みたいに戸惑わずに済む。

僕は外に出るときはMacBookを持って行って、家に帰ったらデュアルディスプレイに繋ぐ、という使い方をしている。この繋ぎ直しのときに、DisplayLink のアプリが2枚目のディスプレイをたまに見つけてくれないことがある。ただこれは、HDMIケーブルを一回抜いて挿し直せば毎回直るので、慣れれば大した手間じゃない。

もう一つ、動画配信の制限がわりと厄介だった。DisplayLink で繋いだモニターでは Netflix が見られない。しかもそれだけじゃなくて、DisplayLink がオンのままだと、元から使っていた方のディスプレイでも Netflix が見られなくなる。動画を見たいときは、その都度 DisplayLink をオフにしないといけない。作業用と割り切ればいいけど、ここは正直ちょっと面倒。

注意 DisplayLink 方式は、著作権保護のかかった動画(Netflixなど)の再生に弱い。繋いだモニターで見られないだけでなく、オンの間は本体側のディスプレイでも見られなくなる。動画は都度オフ、と覚えておくのがいい。

買うならどれか、価格の目安

最後にモデルの話。僕が実際に買ったのは「USBC-6950U」というモデルだった。ただ、Plugable の公式ページを見ると、この型番は Windows と ChromeOS 向けの表記で、Mac は正式対応に入っていない。実際には DisplayLink のアプリを入れれば動いたけど、公式に「Mac対応」と書いてあるわけじゃないので、そこは神頼みだった。

もし確実に行きたいなら、「USBC-6950M」のように、はっきり Mac 対応をうたっているモデルもある。できることは同じ DisplayLink 方式なので、違いは「Mac対応と書いてあるかどうか」くらいだ。

で、これから買う人には、正直こっちの方がいいかもしれない。僕が買った頃より後に、USB-C 接続でデュアル 4K に対応した新しめの Plugable の DisplayLink アダプタが出ている。Apple Silicon(M1 / M2 / M3)の Mac 用としてちゃんと売られていて、僕が神頼みで買ったときよりは安心して選べると思う。価格は時期とセールで上下するけど、だいたい1万数千円くらい。今からそろえるなら、こういう新しいタイプの方が無難だと思う。

2台目のモニターが同じ画面しか映さなくて絶望しても、大丈夫。無印の Mac でも、DisplayLink 対応のアダプタとアプリを足せば、ちゃんと2枚を別々に使える。動画配信まわりだけ少し癖があるので、そこだけ許せるかどうかで選んでほしい。

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よくある質問

MacBookで外部ディスプレイが1枚しか映らないのはなぜ?

無印チップ(M1やM2など、ProやMaxが付かないもの)のMacは、仕様で外部ディスプレイの出力が1枚までに制限されている。故障ではない。

無印チップのMacで外部ディスプレイを2枚使うには?

DisplayLink対応のUSBアダプタと専用アプリ(DisplayLink Manager)を使えば、無印チップのMacでも2枚を別々の画面として表示できる。

DisplayLinkで繋いだモニターでNetflixは見られる?

見られない。DisplayLink方式は著作権保護のかかった動画に弱く、オンの間は本体側のディスプレイでも再生できなくなる。動画のときは都度オフにする。